個人的には改悪ばかり目についた「Lara Croft GO」
こんばんは.記念すべき一本目のレビュー記事になります.それにもかかわらずこんなタイトルにしているってことは,初っ端から半ギレしながら記事を書いているってことです.お察しください.
↑現在価格で240円ですが,通常時は600円ぐらいでした.
今回は「Lara Croft GO」のレビューです.
概要
ゲーム概要としては,ターン制のパズルゲームです.自機であるララ・クラフトが一歩動くと,そのマップの敵だったり装置だったりが1個動きます.これをうまいこと使って,ゴールまでたどり着けばクリア.この面が大体40面ぐらい有ります.しかも1面が3~4つぐらいの小さなマップにわかれていて,それなりにボリュームがあります.
ここが好き
ゲームそのものはなかなかに面白くて,敵がどのように動くか,ここでどう動くと次はどう動かなければいけないのか,という,まぁよくあるパズルチックな面白さは十分持っています.
あんまり書くとネタバレになるのですが,世界観に沿ったギミックもなかなか凝っていて,そのギミックを使って頭を捻らせる良質なパズルは,解いた時にいい感じの快感を与えてくれます.
と,ほめておきますが,タイトルの通り褒めてばかりではなくてですね.
ここが嫌い
じつはこのゲーム,前作(?)となるものがありまして,それが「Hitman GO」ってやつなんです.
大変申し訳無いけど,これと比較すると今作は続作であるにもかかわらず改悪されている部分が沢山あります.
まず,ロード時間が前作と比較してかなり長くなりました.このロードは,1面そのものの読み込みとパズルのやり直しのロード時間のことを指しています.このロード時間,体感で前作の20~30倍です.これは1面あたり複数のマップが存在していることと,グラフィックが良くなったことになります.
そもそも前作はグラフィックがかなり簡素でした.というのも,HitmanGOではマップ上の敵も自機も全て静物(チェスのコマみたいなかんじ)だったので,グラにリソースをほとんど割いていないんですよ.
それに比べてLaraCroftGOは,敵も手足が動くし自機も手足が動くし,ギミックもガンガン動くので,だいぶ今までよりグラフィックに気合が入っています.なので,グラが良くなったことは確かです.
それぐらい綺麗になったならいいじゃんって思う人もいると思うんですが,体感で20~30倍ってのは相当なものですし,なによりパズルゲームなのにロード時間が長いっていうのは本当に苦痛です.
わかりやすい例を挙げると,アングリーバードのロードが20~30倍ぐらいになっています.すげー遅いです.やり直しがさくさくできないことでこんなにもイライラするとは思いませんでした.
そして,これは大変個人的な意見ですが,パズルが凄くヌルくなりました.
今までの頭が禿げ上がりそうな程の難易度で,1ステージ遊ぶのに十数分かかることもザラだったHitmanGOに比べ,LaraCroftGOのパズルはだいぶわかりやすいです.ギミック自体の数も複雑度もさして低くないので,パズルゲームになれた人ならすぐに遊び終わってしまうのではないでしょうか.
想像してみてください.最高に面白かったパズル部分の難易度が低くなって,ちょっとしたミスをしたらやり直しにすごく時間がかかって,それで1面をクリアしたらすげー時間がかかって,腹が立つ感じです.
コスパ
一応無料の追加マップ以外全部遊んで数時間程度かな?満足度が低いせいもあって,これで通常時600円は高いと思う.240円で買ってもぎりぎり許せないレベル.120円だったらいいかなってぐらい.
まとめ
買わないでHitmanGO買いましょう.
それではまた次回.